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食いしん坊!ワンざい

◇犬のブログ◇

今年のGWも
ドッグビヘイバースペシャリストの
<ますみさん>によるセミナーがありました。

今回私は行ってませんが、今年も5時間まるっと
犬の心理を学ぶ、濃い内容の講義だったみたいですね。


問題行動の改善は、犬をどうこうする前に、まず人が、
犬の心理を正しく読むことが大切です。

間違った解釈では
「YES」や「NO」を的確に伝えてやれないし、
犬のほうが混乱することになります。

本やネットのしつけ方法を試してもうまくいなかい理由のひとつに「擬人化」があり、
尻尾を振る犬すべてが喜んでいるわけではなく、
震える犬すべてが怖がっているわけでもないのに、
人は感じたままの解釈をして本当の犬の心理を読んでいません。

一瞬、口をパクパクした・すぼめた・膨らました

これらを「擬人化」では推察できないはずです。

セミナーでは、犬の体のさまざまな部分を見て
どのような心理状態か、とてもわかりやすく解説してくれますし、
それを基盤に、正確で的確な「YES」や「NO」の伝え方を教えてくれます。

躾け教室では学べない事です。
躾け教室はあくまでもヒールやアイコンタクトといった “カタチ” を教えるところなので
深刻な問題行動で悩む飼い主さんには意味をなさないどころか、
状況によっては事態を悪化させる場合もあります。

問題行動で悩む飼い主さんは、問題行動と向き合っている指導者を探してください。

ますみさんは、犬を読むことはもちろん、
問題行動との対峙のなかに「笑い」があるところが好きです。
「笑顔」じゃなくて「お笑い」のほうね。

犬に新しい世界を知ってほしいのなら、的確なコントロールが必要になり、
秒で変わる犬の心理の細かい観察や対応など、とても繊細な作業を行わなければなりません。
そんな「センシティブさ」と相反する「豪快なお笑い」の共存を目にしたら、
きっと悩める飼い主さんも氷が溶けるような気持ちになると思います。

「笑い」にも好みがあるので、
すべての人に向いてるとは言いませんし、
強制するつもりもありませんけどね。

強制といえば、つい先日、
散歩中に宗教団体のパンフ配りに遭遇しましてね。
往路のときは、
次々押し寄せるパンフをさえぎって、
「いりません(ビシッ)」と大人の対応ができたのですが、
残念ながら復路 5人目あたりで、大人の対応ははかなくも終了し、
「やめろや」とガラの悪さ全開でファイトモードになっちゃったんです。
ところが相手は進路妨害をやめるどころか、
こちらが立ち止まったのをチャンスとばかりに
ああいう方たち共通の目で、
「大事な話が書いてあるのになんで読まないんですか」
と、なおも詰め寄ってくるのです。

そこでやっと我に返り、
“おっと、わたしは今、山に登る身なので品行方正でいなきゃいかん”
と、おさめて事なきを得ましたが(いや登山関係なく方正であれ!)、
何が大事かは人によって違う、と心の底から感じたのでした。

このときの私が犬だったら、ますみさんは
宗教団体の集団を目にした瞬間の私の毛や耳の動き、
頭の位置の変化などをすぐに察知し、この時点で「NO(見る必要なし)」を伝えたと思います(笑)

そんなわけでね、
こういうことがあったばかりでもあるし(笑)
はなから「犬を学べ!」と押し付けがましく言う気もないのですけどね、


問題行動が原因で犬を捨てる、
という人が少しでも減ることを祈って、
ビヘイバー(問題行動)スペシャリストがいるよ
という紹介だけはこの先も続けていくつもりです。

わたしのまわりにも「躾け教室に行ったけど直らなかったから捨てた」という人がいました。

だから本当は、躾け教室の先生方にも、
飼い主さんたちから問題行動の相談を受けたときに
「長い目で見守りましょう」とか「性格だから受け止めてあげて」
といった逃げにまわらず、
「分野が違うので問題行動を見てくれる先生を探してください」
としっかり言えるようになってほしいです。

捨てる人が1番の問題ですけど、本気でいくつも教室に通う人もなかにはいますし、
そういう人のほとんどは捨てないかもしれないけど、犬と向き合うことを諦めてネグレクト状態のケースもあるはずです。


犬にしつけをするのは可哀想、というひともいますよね。
どんなに噛み付かれても飼い主さん本人がそれで良いなら、
それはそれで他人が口出しすることではないし、
周囲が「関係性がどうたら〜」とおせっかいな意見をするべきではないと思います。
ただ、
自分の犬が近隣・周囲に迷惑をかけているならば、
自分の犬を学ぶ機会を設けるべきだとは思います。

犬が好きで飼っているなら、「犬の評判」を落とす側の人間にだけはなっちゃいかんはずです。

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット